もとぶ牧場の生産システム
子牛の生産からオリジナルの発酵飼料の開発、徹底した個体管理を経て、厳しい検査と監視の下、全国へ出荷しています。
1.子牛の生産
健康な母牛を育て、元気な子牛を産ませています。
繁殖母牛より、優良な子牛を産ませる取り組みをしています。また本部町の繁殖農家からも子牛を積極的購入し、もとぶ牧場での肥育も行っています。生後9ヶ月の子牛を仕入れ、20ヶ月ほど丹精込めて肥育し、700~750㎏ほどに成長させてから全国に出荷しています。
2.発酵飼料
ビール粕とトウモロコシなどを発酵させて作る独自の飼料。
ビール粕とトウモロコシを中心とした配合飼料を混ぜ、10日間ほど発酵させてオリジナルの発酵飼料を作っています。これは繊維質が豊富で消化にも良く、この飼料を与えると甘くてやわらかい肉質になります。牛のタイプに合わせた飼料の与え方をマニュアル化し、バランス良く成長させるように配慮しています。
3.個体管理
一頭一頭に愛情を注ぎ、ていねいに育てています。
もとぶ牧場では現在2200頭ほどの牛を肥育しています。スタッフ一人当たり200~300頭を担当し、毎日の健康状態などをかかさずチェックしています。日々、愛情をもって接していると、牛の顔色を見れば、牛が必要としていることがわかるようになります。適切な世話をすることで、良い牛に成長させています。
4.出荷
厳しい管理の下、県内全域、そして全国へ。
出荷する全ての牛はBSE検査を実施。厚生省のガイドラインとHACCPに対応し徹底した検査と厳しい監視下で出荷しています。現在は95%が県外出荷となっていますが、今後は県内で生まれ育った高品質の黒毛和牛の良さを沖縄の方にも知ってもらえるよう、県内での流通にも力を注いでいます。
5.加工・販売
精肉はもとより、親しみやすい加工品の開発も。
牛肉を無駄なく使い、さらに多くの方に味わっていただけるよう加工品の開発にも力を注いでいます。今はカレー、ハンバーグ、メンチカツ、ウインナーを生産していますが、お客様からのご要望にお答えして、味だけではなくサイズや容量などのバリエーションんも増やしていきたいと考えています。上質の牛肉から作られる加工品で更なるブランド力アップを目指します。


やんばる和牛改良組合本部支部支部長
松根康雄さん現在は母牛12頭育て、年間10頭前後の子牛を出荷しています。牧草の栽培も自ら手がけ、1頭1頭ていねいに育てています。子牛は生まれて240日以上になれば出荷しますが、自分の手を離れた後、肥育農家での成長を考慮しながら、適切な飼料を与えるようにしています。発育良好な子牛は、もとぶ牧場さんの肥育技術によってさらに品質の良いものに育つので、本部町の牛の高評価につながると感謝しています。

